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ライティング
2017/08/22
景表法
景表法

商品やサービスをWeb上でPRする際、注意しなければならない法律があります。
そのうちの一つが景表法です。
正式名称は「不当景品類及び不当表示防止法」といい、
これは誤解を招くような表示をしている商品やサービスから消費者を守るための法律として制定されました。
テレビCMや電車の中吊り広告などでよく「売り上げナンバーワン!」というキャッチコピーがありますが、
これらのような優位性を意味するフレーズは、きちんとルールに則った上で使用しないと景表法違反となってしまいます。
今回は違反となる表現の一例をご紹介しましょう。

NG表現その1:ナンバーワン
類似表現:世界一、最高、究極 など

この表現を使用する際には、客観的に証明できるデータを併記する必要があります。
例えば「※〇〇ランキング□□年×月」など、「どの範囲においてナンバーワンなのか」を
明記しなければなりません。

NG表現その2:100%
類似表現:完全、万能、絶対、パーフェクト など

「このサプリを飲めば、100%痩せられます!」「この治療方法は絶対に安全です!」といった表現

景表法違反となるのはもちろん、各種ガイドラインにも抵触してしまいます。
世の中に「絶対」は「絶対」にありません。


これらの表現はWeb上では使わない、あるいは代替表現を用いるなどして対策をとりましょう。


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