Written by Web校正ライター Calibration Writer Of Website
ステージグループの校正ライターです。
当ブログでは「555文字ぴったりで、分かりやすく」をコンセプトに、Web用語をはじめとする様々な日本語の解説や、各種法規・最新の時事ニュースの紹介を行っています。
更新は毎週火曜・木曜です。ぜひこまめにチェックしてみてください。
当ブログでは「555文字ぴったりで、分かりやすく」をコンセプトに、Web用語をはじめとする様々な日本語の解説や、各種法規・最新の時事ニュースの紹介を行っています。
更新は毎週火曜・木曜です。ぜひこまめにチェックしてみてください。
2017年6月14日に「医療法等の一部を改正する法律」が公布されました。
これにはWebサイトも適用対象である「医療に関する広告規制の見直し」に関する事項が含まれています。
＜医療機関と広告＞
医療機関の広告には、これまで2通りの考え方が存在していました。
1．折り込みチラシ、TVCM等
法令により広告可能な範囲を決めている。内容を証明できる客観的事実がないものは掲載できない（誇大広告や虚偽広告等の禁止）。
2．Webサイト
利用者が情報取得を目的として閲覧するという性格から広告とはみなされておらず、医療法の規制対象ではない。
ただし、医療機関ホームページガイドラインに基づく。
今回の法律改正は、インターネットを通じて医療機関の情報の受発信が盛んに行われるようになってきた昨今の情勢と、美容医療をはじめとした様々な医療トラブルの相談件数の増加が背景にあります。
改正点をまとめると、以下の2点となります。
●医療法上の「広告」に医療機関のホームページを含めること。
●虚偽広告や誇大広告等の不適切な内容の掲載を禁止し、これに違反した場合、6カ月以下の懲役もしくは30万円以下の罰金が科されるようになった。
患者様から信頼される医療機関であるためには、法律や法令の改正に関する最新の情報を常に確認することが大切です。