SG校正ライターPRESENTSウエブ・コト ウエブのプロがいろんなことをまとめてみました
ライティング
2017/08/29
日本語の難しさ:敬語編その1
日本語の難しさ:敬語編その1


<Web校正ライターが語る敬語のおはなし>
●日本語の難しさ:敬語編その2(よく間違う表現)
●実は間違い?気を付けたい敬語表現
●日本語の難しさ:敬語編(よくある言い回し)

WEB媒体・紙媒体を問わず、校正という仕事において、
正しい日本語を知っていることは重要です。

とはいえ、日本語はかなり習得の難しい言語と言われています。
その中でも難しい表現の一つが、敬語です。
様々なサイトやブログを読んでいると、
日本語を母国語とするはずの日本人ですら、間違って使っていることも少なくありません。
今回は、そんな敬語の概要を紹介したいと思います。


敬語は、大まかに尊敬語・謙譲語・丁寧語の3つに分類されます。
・尊敬語 … 話す対象を目上扱いする表現
・謙譲語 … 主語をへりくだらせる表現
・丁寧語 … 相手を問わず、単語や言動を柔らかく伝える言葉

尊敬語は、相手を上げるので、基本的に「目上の人」の言動を表現します。
ただし、尊敬語を重ねて使いすぎると、
逆に相手を馬鹿にした表現になってしまうので、的確に使う必要があります。

謙譲語は、主に「自分を下げる」ことで、相手を上げる言葉です。
自分が目上の人に対して行う言動を表現します。
家族や自社の人といった、自分の身内にあたる人の言動も、
自分と同等扱いで謙譲語を使うことがあります。

丁寧語は、「茶」を「お茶」、「話した」を「話しました」のように、
言葉を丁寧にする装飾をつけます。


まとめて「敬語」と言いながら、それぞれルールが違うので、
余計にややこしく感じるのかもしれませんね。
Web校正ライター

Written by Web校正ライター Calibration Writer Of Website

ステージグループの校正ライターです。
当ブログでは「555文字ぴったりで、分かりやすく」をコンセプトに、Web用語をはじめとする様々な日本語の解説や、各種法規・最新の時事ニュースの紹介を行っています。
更新は毎週火曜・木曜です。ぜひこまめにチェックしてみてください。

WEB制作、WEB戦略、企業アライアンスなど
ステージグループへのお問い合わせはこちらで承ります。

TEL:03-3263-0219