Written by Web校正ライター Calibration Writer Of Website
ステージグループの校正ライターです。
当ブログでは「555文字ぴったりで、分かりやすく」をコンセプトに、Web用語をはじめとする様々な日本語の解説や、各種法規・最新の時事ニュースの紹介を行っています。
更新は毎週火曜・木曜です。ぜひこまめにチェックしてみてください。
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「過ぎたるは及ばざるが如し」ということわざがあります。
有名な言葉なのでご存じの方も多いと思いますが、一応意味を説明すると、「何事も度を越してしまうと、不足するのと同じくらい良くない」という意味です。
もちろん、要件を満たさず不足してしまうのは、どんなことであれ良くありません。しかし、だからといってやり過ぎは、害になってしまいます。
例えば、Webサイトのコンテンツ。
文章量が少なく中身がないと、せっかく興味を持って読んでもらっても、閲覧者を物足りなく感じさせてしまうでしょう。とはいえ、いたずらにボリュームを増やしてしまっては、今度は内容以前に文章を読むことすら拒否されかねません。
そこで、言葉を紹介したいと思います。
「完璧な陰影をつけた1セント硬貨」という言葉をご存知でしょうか。かのピクサー・アニメーション・スタジオでは、必要以上に丁寧な仕事をこう呼ぶそうです。
「非の打ち所のない1セント硬貨の3Dモデルを作ることに熱中しても、映画全体の品質が高まるとは限らない。むしろ、貴重なリソースを浪費しているだけかもしれない」という意味で用いられます。つまり「丁寧な仕事は素晴らしいが過剰ではダメ」ということ。
何事もバランスが大事ということですね。
あなたは、細かな部分に固執して、全体を見渡す余裕を失っていませんか?