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ライティング
2017/10/19
『ほうれんそう』は大切なのか
『ほうれんそう』は大切なのか

ビジネスで使われる『ほうれんそう(報連相)』。
これはご存知の通り、ビジネスの現場で大事とされている『報告』『連絡』『相談』を、分かりやすく野菜のホウレン草と掛けた略語です。

始まりは1982年に、当時山種証券の社長だった山崎富治氏が打ち出した、社内キャンペーンでした。その後、著書『ほうれんそうが会社を強くする』がベストセラーになり、広く世間に知られるようになったのです。
一般的には、「報告と連絡と相談が大事」というビジネスマナーを端的に表現した言葉として認識されています。しかし、本来は「報告、連絡、相談しやすい環境を整えることで、風通しの良い会社をつくろう」という心構えとして用いられていたそうです。

最近になり、『ほうれんそう』から発展して『かくれんぼう(確認、連絡、報告)』が出てきました。
これは、「自分で考えず相談してばかりでは受け身の人間になってしまう」という懸念から生まれた言葉です。社会の変化に合わせて「相談より確認のほうが自主的に動ける人間を育てることにつながるはずだから、『ほうれんそう』よりも『かくれんぼう』の方が好ましい」と変化したのです。

「ほうれんそう」にしろ「かくれんぼう」にしろ、どちらも考え方のひとつです。重要なのは「自社の人材育成にはどのやり方が適しているのか」という点でしょう。


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