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ライティング
2017/10/24
実は間違い?気を付けたい敬語表現
実は間違い?気を付けたい敬語表現



<Web校正ライターが語る敬語のおはなし>
●日本語の難しさ:敬語編その1
●日本語の難しさ:敬語編その2(よく間違う表現)


ビジネスの場面で必須となる敬語は、
上司や取引先の失礼にならないよう、正しい表現を使いたいもの。

しかし、自分ではちゃんとした敬語のつもりでも、中には間違っている場合もあります。
特に下記に挙げる表現は、WebサイトやSNSでよく見かける誤用です。


<よくある間違い1>
×:ご(お)○○していただく
○:ご(お)~いただく/~していただく


一見問題ないように思えますが、れっきとした誤用です。
文頭の「ご(お)」または「して」を取ることで、正しい謙譲語になります。
混同してしまわないよう、正しい形を覚えておきましょう。


<よくある間違い2>
×:ご(お)~される
○:ご(お)~なさる/~(ら)れる

尊敬語として使用されることの多い「ご(お)~される」には、
謙譲語の「ご(お)~する」と尊敬語の助動詞「れる」が混在しています。
尊敬語と謙譲語の複合は、矛盾する組み合わせとして不適切なので、注意しましょう。


ビジネスメールはもちろん、ホームページ上でも
言葉の使い方はよく見られています。

間違った敬語表現は、企業の沽券に関わると言っても過言ではありません。

誤用表現ばかりでは、いくらデザインがきれいなWebサイトでも
ユーザーに信用してもらえない可能性さえあります。

敬語は社会人としての常識だからこそ、正しい表現を扱えるようになりましょう!
Web校正ライター

Written by Web校正ライター Calibration Writer Of Website

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