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ライティング
2017/11/21
校正ライターがこっそり教える校正術

ポイント1 目は「すべる」ものである
ポイント2 チェックは紙面とWEBの両方で
ポイント3 文章は読む・見る・感じるもの


校正ライターがこっそり教える校正術

ポイント1
目は「すべる」ものである


「目がすべる…?」と不思議に思う方もいるでしょう。
しかし、WEB業界をはじめ、出版業界ではよく使われている言葉です。

目がすべるというのは、対象の文章を読んでいても、
内容が頭に入ってこない状況
を指します。

校正の現場では、
誤字脱字の見逃しなどを指して使うことも…。

私たちのようなホームページに特化した校正ライターは、
この目すべりを極力起こさないように
下記のような対策を行っています。

ポイント2
チェックは紙面とWEBの両方で


パソコンのモニター上での文章チェックは、
目すべりがしやすいものです。

プリントアウトして、ボールペンなどで
斜線や点などを打ちながらチェックしていくと
チェックの精度がぐんと上がります。

ポイント3
文章は読む・見る・感じるもの


校正ライターの中には、1度読んだだけで
殆どの間違いを指摘することができる人も多いです。

これは校正のプロだから可能なことであり、
慣れていない方には中々できないと思います。

書類やメールなどをセルフチェックする場合には
最低3回は見返しましょう。

1度目は普通に「読む」
2度目は内容を無視して1文字1文字を「見る」
3度目は2度目までに修正した内容を踏まえて「感じる」


この五感の活用が
間違った用法、誤字脱字、読みにくい文章を
見落とさない一番の秘訣です。
Web校正ライター

Written by Web校正ライター Calibration Writer Of Website

ステージグループの校正ライターです。
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