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ライティング
2018/01/04
プロの校正ライターが解説する、お正月に関連する言葉の正しい意味!


プロの校正ライターが解説する、お正月に関連する言葉の正しい意味!

2018年を迎え、「一年の計は元旦にあり」という言葉のとおり
新しい目標を立てた方もいらっしゃるでしょう。
ところで、この言葉の正しい意味をご存知ですか?

<その1「一年の計は元旦にあり」>
=1年中の計画はその年の初めに決めておくのがよいということ。


「一年の計は元旦にあり」を
“一年の最初に行ったことや起きたことが、その一年に影響する”
という意味で捉えている方は少なくありません。

正しくは、“一年の計画は早めに立てるほうがよい”という意味です。

目標は、具体的な計画がないと達成できません。
今年の目標を立てたら、次はしっかりとした計画も練りましょう。


<その2「元日」と「元旦」の違い>
元日=1月1日
元旦=元日の朝


元旦の「旦」には「夜明け」「朝」といった意味があるため
「元旦の夜」「元旦早朝」などは重複表現になります。

「日」と字が似ていることから混同してしまいがちですが、
漢字の意味は微妙に異なるので、気を付けましょう。

また、元旦を指す表現として「鶏旦(けいたん)」もあります。
昔の中国では毎年正月1日を鶏の日とし、
魔よけとして戸口に鶏の絵を張っていたらしく
元旦=鶏旦なのはその名残だそうです。

漢字には1字ごとにちゃんとした意味があり
それぞれ由来が存在します。
今年は、そんな言葉と向き合う年にしてもいいかもしれませんね。

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Written by Web校正ライター Calibration Writer Of Website

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