Written by Web校正ライター Calibration Writer Of Website
ステージグループの校正ライターです。
当ブログでは「555文字ぴったりで、分かりやすく」をコンセプトに、Web用語をはじめとする様々な日本語の解説や、各種法規・最新の時事ニュースの紹介を行っています。
更新は毎週火曜・木曜です。ぜひこまめにチェックしてみてください。
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思考の基本となるのは、母国語の語彙力です。
語彙力とは、「どれだけ多くの単語を知っているか」ということ。つまり知っている単語の多さは、そのまま考える幅の広さにつながります。同時に、言葉は最も身近な表現方法の一つでもあるため、語彙力が高ければそれだけ論理的かつ詳細な文章を書くことができるのです。また、語彙力は学力をはじめとした様々な資質とも関連が深いといわれており、語彙力を学力の要素として評価する手法が少しずつ広まっています。
「言葉は片言でも、ジェスチャーとやる気でどうにかなる」とお考えの方もいらっしゃるでしょう。事実、対面してのコミュニケーションに限っていえば、語彙が少なくても意外とどうにかなってしまうことがほとんどです。
しかし、IT化の影響などもあり、SNSやSMSなど、文字でのコミュニケーションは多様化、日常化しています。また、ビジネスでメールが使われているように、プライベートで必要なくても、語彙力と完全に無関係でいられる人はいません。
先述したように、語彙力は思考の基本です。言葉を扱うライターにとって必須といえるだけでなく、それ以外の職業の方にとっても大事な能力といえます。
語彙力を鍛えるには、様々な人の文章に触れることです。本や新聞はもちろん、洋画などの吹き替えの字幕を見るのもよいでしょう。