Written by Web校正ライター Calibration Writer Of Website
ステージグループの校正ライターです。
当ブログでは「555文字ぴったりで、分かりやすく」をコンセプトに、Web用語をはじめとする様々な日本語の解説や、各種法規・最新の時事ニュースの紹介を行っています。
更新は毎週火曜・木曜です。ぜひこまめにチェックしてみてください。
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「青空文庫」という言葉を耳にしたことはありますか?
普段は本を読まなくても、知っている方は多いのではないでしょうか。
青空文庫とは、著作権が消滅した作品を公開している(一部例外あり)
インターネット上の電子図書館のこと。
太宰治、芥川龍之介、国木田独歩、福沢諭吉といった有名作家たちの
作品を無料で楽しむことができ、蔵書数は、14,000※を超えています。
※2018年2月1日時点。
青空文庫をはじめとするインターネット上で掲載されている小説と、
紙媒体との違いとして真っ先に挙げられるのは、「縦書きか、横書きか」でしょう。
基本的に、青空文庫の作品は横書きです。SNSやブログに慣れ親しんでいる
若年層からは、「純文学でも横書きなら読める!」という意見もあるようです。
また近年では、『人間失格』『地獄変』『伊豆の踊り子』などの名作を
人気漫画家がカバーイラストを手がけ、ヒットしたという事例も多々あります。
さらに、冒頭で挙げた作家たちをモチーフにしたアクション漫画がヒットしたことで、
読者がそこから登場キャラクター(作家)、ひいては作品に関心を持つという
逆輸入現象も起きています。
このように、“若者の読書離れ”とは一概に言い表せない時代になりました。
むしろ、読書に興味を持つきっかけが増えた喜ばしい時代とも言えるかもしれません。